2013年10月1日火曜日

読書メモ

「インドで考えたこと」堀田善衛(岩波新書297)

アジア各地への旅行において、私たちは、自分たちに共通する何ものかを感じ、近代および現代日本の運命について、さまざまに思いをめぐらさざるをえない。古い文明の重荷を担いつつ新しい未来を切り拓こうと苦悩するインドへの旅。鋭い時代感覚をもつ詩人・小説家による思想旅行記であり、同時に現代日本に対する文明批評の書。

目次
Ⅰ インドへ?!
Ⅱ アジアがアジアをなんにも知らない
Ⅲ 抽象的第一日
Ⅳ 日本のイメージ
Ⅴ 無慈悲な自然から思想が生れた
Ⅵ「怪奇にして異様なるもの」
Ⅶ ことば・ことば・ことば
Ⅷ 山羊の脳味噌(ゴーツ・ブレーン)
Ⅸ「インドは貧しい国ではない」
Ⅹ 修身斉家治国平天下
11 連射連撃大エンゼツ会
12 洞窟の思想
13 おれは生きたい

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