2013年11月27日水曜日

三の酉

花園神社は
平日昼間にもかかわらず
人で溢れかえっておりました。

2013年11月20日水曜日

がんばれ蟷螂!

玄関のドアの前に。

寒さのせいで、ほとんど
動いてなかったです。

2013年11月13日水曜日

読書メモ

「トラブルなう ~クレームに臨む時、僕はいつもビビっていた~」久田将義(ミリオン出版ナックルズ選書)

コンビニの片隅にひっそりと置いてある「実話ナックルズ」という雑誌。ひっそりと九年も置いてある。内容はゴシップ、スキャンダル、アウトロー、芸能、事件、ギャングカルチャー、都市伝説……。アウトロー雑誌として知る人ぞ知る存在になった。しかしその裏では当然のごとく数え切れない抗議がある。編集者の仕事はページを作って雑誌を刊行するだけではなく、出版後の抗議への対応が実は編集の腕の見せ所。そのトラブル記とどういう風に対応してきたのか。編集の「裏仕事」が本書に記してある。

久田将義(ひさだ・まさよし)
1967年、東京都世田谷区生まれ。神奈川県横浜育ち。法政大学社会学部を卒業後、(株)産経メディミックスに入社。その後、三才ブックスに入社、「別冊ラジオライフ」編集部に所属。後に、ワニマガジン社へ移籍、その傍ら、ムック「ワニの穴」シリーズ(「東京ダークサイドリポート「うわさの裏本」「ドキュメント消えた殺人者たち」「アウトロー伝説」「結婚できない男たち」等)の編集人。2000年、ミリオン出版に移籍し「ダークサイドJAPAN」の創刊編集長。2001年、「実話ナックルズ」編集長。2005年、「実話ナックルズ」編集長兼任で「ノンフィックスナックルズ」「THE HARD COREナックルズ」創刊。2006年末、選択出版に移籍。月刊「選択」次長。2007年、「週刊朝日」編集部に移籍。2008年、ミリオン出版に復帰。「実話ナックルズRARE」を創刊するが創刊号にて休刊。2010年、「実話ナックルズ」編集長を経て現在編集局次長。「実話ナックルズ」「怖い噂」「ナックルズ・ザ・タブー」他増刊発行人。(Wikipediaより)

目次
第1章アウトロー編
ヤクザを隣に乗せて最悪のドライブ「お前の事、絶対に殺したるからなぁ!」/若手ヤクザからの洗礼「それがアンタの誠意ってやつか?」/自称「飛鳥会」からの脅迫電話「お前んとこの社員首斬って晒す事にしたから」/自称右翼からの恫喝「右翼やってるもんだけど、街宣車回すぞ」/
武闘派ギャングからの抗議「これで終わったと思うなよ」/エセ同和から出版社の弱点を巧みについた怒声「雑誌買ったコンビニに抗議したるぞ」/ヤクザという存在「ヤクザとは?……あなた方と同じですよ」/脅迫状が来た!「暴走族なんて載せている雑誌は国賊だ。夜道に気をつけろよ」
第2章政治家編
大物国会議員の信じられない恫喝「いい加減な記事を書く奴は抹消するぞ!」/売れっ子国会議員の抗議「君の逮捕拘束、ありますからね」(相手弁護士)/法廷でヤメ検の声が響き渡った「あなたそれでもジャーナリストですか!!」/マスコミを席巻した抗議の嵐・総理大臣からの執拗なクレーム。/今だから話せる「防衛省汚職事件」の内幕・決め手は官僚X氏からのリークだった/石原都知事暗殺計画ぅ!?・所轄の刑事がアポなし事情聴取/水谷建設事件記者で名古屋から「抗議の使徒」が「ウチの社長の人脈をなめないで下さいね」
第3章文化人・ライター編
有名ライターとロフトプラスワンでの公開討論「今日は言質を取りに来たから」/「東京一危険なライター」との対決「刺すぞこの野郎」/イケイケ出版社との裁判「おたくの記事のおかげで採用人数が減りましたよ」/論争に保険をかける有名ジャーナリスト「これを他に書いたら一億円払うという誓書を書きなさい」/宅八郎というトラウマ・とうとう十二指腸潰瘍に……/プライドが高い有名大学の名誉教授「君ね。これは名誉毀損ですよ」/エセ保守主義文化人へ・何が「今こそ右翼が頑張らなければ」だよ
Colum A
北陸に根付く都市伝説「あげまん慶子」
Colum B
ネット上のトラブルはネットだけでは終わらない「在特会シンパとのやりとり」
特別インタビュー
「噂の真相」編集長 岡留安則

2013年11月10日日曜日

読書メモ

「昔には帰れない」You Can't Go Back and Other Stories
R.A.Lafferty/伊藤典夫・浅倉久志訳

笛の音によって空に浮かぶ不思議な“月”。その“月”にときめいた子供時代の日々は遠く……表題作「昔には帰れない」をはじめ、神話的な過去と現在を巧みに溶かしあわせた「崖を登る」、悩みをかかえる奇妙なエイリアンがつぎつぎに訪れる名医とは……「忘れた偽足」、ヒューゴー賞受賞に輝く奇妙奇天烈な名品「素顔のユリーマ」など、SF界きってのホラ吹きおじさんの魅力あふれる中短篇16篇を収録した日本オリジナル傑作集

(著者紹介)
R・A・ラファティは、1914年米国アイオワ州の生まれ。電気技師を経て、1960年、45歳の時にSF界にデビュー。ユーモアと幻想の入り混じった不思議な短篇で注目を集める。1968年にはじめて長篇を、それも立て続けに3冊発表。1972年には本書収録の短篇「素顔のユリーマ」でヒューゴー賞を受賞した。2002年死去。

目次
素顔のユリーマ
月の裏側
楽園にて
パイン・キャッスル
ぴかぴかコインの湧きでる泉
崖を登る
小石はどこから
昔には帰れない
忘れた偽足
ゴールデン・トラバント
そして、わが名は
大河の千の岸辺
すべての陸地ふたたび溢れいづるとき
廃品置き場の裏面史
行間からはみだすものを読め
一八七三年のテレビドラマ
浅倉さんのことその他/伊藤典夫

2013年11月4日月曜日