2012年9月12日水曜日

読書メモ

佐藤文香句集「海藻標本」
序・池田澄子
緑 63句
紅 63句
褐 63句
あとがき

(帯表)
宗左近俳句大賞受賞!!
言葉そのものへの興味、言葉をつかうことへの興味は、俳句という形式の中で増幅する。著者

(帯裏)
俳句甲子園で最優秀賞を得た、いわば記念碑的な「夕立の一粒源氏物語」を、文香はこの第一句集を編む時点で捨てた。見事な根性である。そして確かに句集の作はその句を超えている。この健気を以て更に、俳句形式を悦ばせる俳人になっていくだろう。大変なライバルの出現である。
池田澄子

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